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岡本 広幸 新津商工会議所 監 事


「新津よいとこ」

 上司曰く、転勤族が故にいろいろな土地を経験できる。その見聞きしたことを、地域興しに提供しお役に立つことが大事な役割だと。わが身はと問われると恥ずかしい限りも、少なくとも初めてという目線で見つめてきて、今では熱い想いを抱いている。今回はよいとこの中から「新津まつり」を取り上げてみたい。まず新津松坂流し、新津出身や勤務経験の先輩からその良さを聞いていたが、まさか踊り手として参加できるとは、めぐり合わせに感謝。続く屋台の引き回し、折からの雨を吹き飛ばさんばかりの心意気と印半纏の粋さ、加えて観客の盛り上がりに同行した家族も感激。背筋がゾクッとする感覚を覚えた。
 狸のメイクで酒を沁み交わせばもっと最高なのに、車だったのが残念。地域限定ではもったいない祭り、もっと広く知ってもらい、多くの方に見てほしいと願っている。そしてまだ余韻の漂う9月3日の夕、「宵の風舞」を見に栄町まで。伝統の踊りと踊り手、歌と地方の良さ、町の片隅に広がる小一時間の幻想の世界、正調松坂を、控えめさにも感動した。まだ四回目、地域の更なる応援、協力そして工夫によって更に素晴らしいものに変化していくことを期待したい。「おわら風の盆」、「群上おどり」と並ぶ新津発全国区の催事として発展してほしい。
 まだまだ書ききれない「This is 新津」、これからも大新津応援団の一人であり続けたい。