ホーム > リレー随想




藤田 峯男 新津商工会議所 常議員 

「良きことを思い、良きことを実行する」

 
 「早寝早起き」を心掛けているので、早く目覚めるとNHKラジオの午前四時のニュース、そのあとのラジオ深夜便「心の時代」を聴くことにしている。いつから聴き始めたか定かでないが、かなり前からである。
 ひとつのことを成した方々が聴く人に生きる力を与えてくれる話が多くある。最初の頃は、只、漫然と聞いていたが、今は枕元に大学ノートとボールペンを置いて良い話は聴きもらさないようにしている。主にディレクターのインタビュー形式で行われているが、時には「深夜便の集い」での講演を放送することもある。
 印象に残る話は数々あるが、小生が生きる指針にしているのは、「京セラ」名誉会長の稲盛和夫さんの「すばらしい人生を送る為に」と題する二夜に渡る講演である。ここで詳しく書く紙面と要領良くまとめる才覚もないが、このことだけは頭の片隅に大切にしている。
 「人間生まれながらにして運命は決まっている。しかし、その運命に従うことはない。日常の生活の中で良いことを思い、良いことを積極的に実行する。それによって運命を切り開き長寿を得て、良いことに恵まれる。」この説は古くから中国に伝わる立命論、又佛教でも説かれている「因果応報」とも繋がる。
 思いつくままにペンを走らせ、ちと古いと言われそうだが、小生ももうすぐ古稀を迎える。