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渡辺 晃 新津商工会議所 議員 
柔軟に生きたい

正か誤か、白か黒か、右か左か、事の大小、種類はさまざまであるが、毎日、選択、決断の連続である。
 さて、どうしようか、とあれこれ思いをめぐらすとき、早くどちらかに決めてすっきりしたいと願うのが誰しもの思いである。けれども、なかなかそう簡単に割り切れない。どちらも大事という場合が多いのが現実である。どちらか一方ではなく、両方にとって具合のいい方向を決めていくことも必要なのである。
 もとよりそれは容易なことではない。煩わしいし、迷いもし、悩みもする。けれども、その難しいことに直面し、共に考え、共に生き、共に栄えることのできるのが、知恵ある人間の努力ではないでしょうか。
 これはあれ、あれはこれ、と決めつけないで柔軟な心を持って、色々な問題に真正面から取り組み、努力を重ねることをいつも怠らないようにし、数ある問題にいつも柔軟性のある選択、決断ができるようになりたいものである。
 当然のことながら、物の見方とか受け止め方は、立場、状況などによっても大きく変わる。物事に柔軟性を持って、多面的、複眼的に見るように常に心掛け、100年に1度と言われる大変な時代が来ている現在、これまでの常識が現在も未来も常識と言えるのか、今非常識と言われることが、気がついてみると常識に変わっていることもあると思う。
 過去の経験にこだわることなく、新たな気持ちでこの局面に対応したい。