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甲田 キミ 新津商工会議所 女性会会長 
文化会館建設におもう

 昨年の暮れに新潟市秋葉区は新津文化会館(仮称)を2013年度に開館するとのスケジュール案を発表しました。建設場所は新栄町の新津野球場の用地とのことです。文化発信の拠点となる文化会館の建設は新津市民の長年の悲願であり、多くの人達が会館建設実現の為、声をあげ、たゆまぬ努力をしてきた賜物と思い心から嬉しく思います。会館の基本構想は「五百.六百席の音楽ホールとしての機能を基本とする」と発表しています。音楽ホールとしての機能とは単に箱物の建設ではなく音響など高度な技術を駆使した建物と理解しますので、音楽以外の講演会や各種発表会も最高の環境で開催できるということです。文化会館の「文化」とは広語辞典によると、学問・芸術・宗教・科学など人間の生活を向上させていくうえで作り出されたものとあります。新津は鉄道と石油が生んだ文化があります。又幕末の頃に桂家を中心に国学や和歌が盛んになったこと、現在も月刊誌として発行されている川柳雑誌「柳都」、坂口安吾の文学など多くの文化があります。こよなく音楽を愛しつづける者として会館の建設を待ち望んできましたが、それ以前に私達につづく小中学生にいろいろな文化的経験を通して、深い美的情操と豊かな人間性を養い円満な人格を持った好ましい社会人に成長してほしいという願いの実現にぜひとも必要な施設と思っております。一日も早い完成を心から願っています。