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  小黒 和弘 (秋葉区長)


「鉄道を活かしたまちづくり」

 新潟市では、古町界隈だけではなく各区の中心市街地の活性化が課題となっており、新津駅前の商店街も同様です。まちづくりには3つの視点が必要です。まず歴史に根ざすこと、山や川など地形に合わせること、そして人々の知恵に依ることです。
 秋葉区は鉄道、石油、花、里山など魅力がいっぱいです。明治30年に新津駅が開業して以来鉄道のまちとして発展し、鉄道資料館は旧国鉄時代からの資料が展示されています。マニアからは大宮の鉄道博物館より面白く、貴重なものが多いということです。商工会議所では鉄道資料館を駅前に移転する構想を練っているとお聞きしています。昭和30年代には、新津駅の1日の発着本数は400本を超え、蒸気機関車が60両も待機していたそうです。現在も鉄道OBが2千人以上も住んでおられます。「昭和基地一丁目C57(しごなな)」という昔懐かしい駄菓子屋が一昨年にオープンし、子どもからお年寄りまで6万人以上の来客がありました。
 今年は、特色ある区づくり事業として、「鉄道を活かしたまちづくり推進事業」を予定しており、「にいつ鉄道商店街」や「鉄道まちあるき」などを商店街の方々や市民と一緒に行います。こうした事業を通して歴史に根ざしたまちづくりを進め、鉄道の魅力を皆さんと楽しみながら全国に発信したいと思います。