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石黒 正路 新潟バイオリサーチパーク(株)、新潟薬科大学応用生命科学部長 (新津商工会議所議員)


みなさんと一緒に

 私が新潟薬科大学に赴任してから7年と3か月になりますが、その最初の4年間は大阪の会社との併任のため毎週の往復でしたので、実質的にはここ3年間が新潟での生活が中心となっています。若いころ米国ボストンにしばらくいて冬も2回ほど経験しましたので、新潟の冬の雪の量の少ないことに驚きました。多くの友人からも雪の心配をしてもらいますが、どのように説明したらいいのか戸惑うくらいです。一方、4月から10月にかけての気候は大阪とは比べものにならないほど快適です。夏の湿気と海沿いの強風を除けばボストンの生活環境に似ているなと感じるのは私一人でしょうか。新潟の町並みもヨーロッパ、特にオランダの雰囲気を思い出させるものがあり、新潟は日本の中でもヨーロッパやアメリカ東部の雰囲気がある地域ではないかと感じています。
 我々の大学は現在、新津駅近傍に校舎を建設する計画を進めています。まだまだ計画の段階ではありますが、新津の街の雰囲気をより高められるようなものにできるように、また学生もそのような中で暮らし、勉学に努められる環境を作り出せるように新津の皆さんと協議して実現できることを期待しています。応用生命科学部では食品と環境を中心とした教育と研究を進めて来ており、今後は学生が新津を理解し活動できる実地教育を進め、現在の枠を広げた教育内容を設定して幅広く活躍できる人材の育成プログラムを充実させて行く計画を立てています。