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加賀 稔理  (株)小川組 (新津商工会議所 常議員) 

建設業を知っていますか?

 鰹ャ川組は、土木一式工事、建築一式工事、管工事を行っている建設会社です。建設工事は28種類に分かれており、一式工事とはそれ以外の26種類の専門工事を管理する業務を示します。
 専門工事の中でも、例えば管工事の分野では、冷暖房・空調設備と給排水・衛生設備に分かれており、冷媒配管を手掛ける会社や保温工事を手掛ける会社も異なったりしています。
 建設業には、「一品受注生産」「労働集約型生産」「現地屋外生産」などの特徴があるため、様々な現場条件や気候条件に合わせて、材料、資機材、施工方法を用いて工程や品質、安全を管理しながら工事を組み立てていく必要があります。
 高度成長時代を通じて作り上げてきた社会インフラも経年劣化が始まっています。市内には北海道から沖縄までの距離よりも長い3,600qの下水道管がありますが、そのうち30年以上経過している管の延長は550qにもなります。当社では、こうした老朽化した下水道管を長寿命化する工事や、総合病院を福祉施設に改修する工事も手掛けています。
 また、東日本大震災などにより地盤沈下や天井落下などの被害が発生した際には、耐震化工事はもとより、天井改修工事や地盤改良工事などのニーズが生じました。
 このように建設業は、時代のニーズに基づいて新しい工法が生まれたり、建築基準が厳しくなったりと工事内容も変化しています。
 社会インフラは利用できて当たり前と思われていますが、市民の方々が日常生活で意識しないで済むほど「安心・安全」を提供できるやりがいの有る仕事ですので、若い方々にはぜひ建設業界を志して頂きたいと思います。